- 梅田ひるめし
- ★★★
- 2023年9月15日OPEN ☆ 1st-TAMLO(角田町)
侘び寂びテーマの和カフェ
パスタdeランチを、嗜む。
和の情緒が漂う、侘び寂びをテーマにしたカフェ。スイーツがメインだとは知ってたけど、ショーケースに並ぶパスタに惹かれて思わずランチる。ジェノベーゼ、トマト、クリームといった定番が揃う中選んだのは、カルボナーラ。シンプルな料理ほど奥が深くて自分で何度作っても理想の味に届かない…そんな理由からのチョイス。こちらはセルフスタイル。注文して精算したらベル待ち。その間、店内を拝見…非の打ち所がないほど整えられた空間は、どこか現実味を忘れてしまうような可憐さ。
カルボナーラは1,250円。おしゃれな「女子向けカフェ」のイメージから、ボリュームは控えめだろうと予想してたけど良い意味で見事に裏切られました。
濃厚ソースに巻く手が重ッ
出来上がったパスタを貰い受けにカウンターに行ったら、四角の和盆に乗せられ和風の皿に盛られたカルボナーラが。見るから濃厚そうで食べ応えありそう。銀色に光る愛らしいカトラリーを両手に麺を巻き上げようとすると、ソースが濃密すぎて重い。クルりんっとはいかず、まるで古時計のネジを巻くときのようなスローな手応え。具材のベーコンと玉ねぎにスパイスが利いたシンプルな構成だけど、粉チーズ・卵黄・生クリームが見事に調和がとれてパスタの茹で汁の分量が絶妙なのか麺の絡みが格別。
この食感を忘れないうちに、自分でも満足のいく味に近づけるようチャレンジしてみよう、と心に決めたほど。
スープみたいに飲めるのがいい
麺とソースは4対6くらいかな。とことん麺に絡むので混ぜ甲斐のあるカルボナーラを黙々といただく。卵黄のお陰でまろやかな味わいがグッド。玉ねぎの甘みとベーコンの塩気が火花を散らす中、モチモチの麺が優しく仲裁に入るような絶妙なバランス。最後に残ったソースは、そのままスープとして楽しめるほど「しっとりした汁感」で、ランチを締めくくってくれる。自作するときも、この「飲めるほどの絶妙な汁気」を再現したい。
食べてみれば、想像以上に本格的なイタリアン。カフェランチの枠を超えた満足感に浸れますよ。
HEPファイブの開放的な空間を最大限に活かした広々とした店内は、まるで自由なフィールドのよう。

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